6/19(火) 04:46
カカーに巨額オファー!?
一昨日、リーガは最終節を迎え、レアルがマジョルカを3-1で下し4年ぶりとなる30回目の優勝を達成しました。
リーグ前半戦は再三、格下相手に勝ち点を取りこぼし、痛烈な批判にさらされていましたが、終盤戦の快進撃は見事という他ありません。
退団が決定しているベッカム、R・カルロスは、有終の美を飾って新天地へ旅立つことになりました。一方、去る選手がいればやって来る選手も……。
そこで、今僕が猛烈に気になっているのは、R・マドリーのカカー獲得の可能性です。
最終節前日の土曜日には、「カカー獲得のために8000万ユーロ(約120億円)のオファーを出す」と『マルカ』紙が大々的に報じ、年俸は現在ミランでもらっている額の3倍となる1200万ユーロ(約18億円)。
更に、肖像権は100パーセント、カカー本人が管理出来るという超ド級のオファーです。
個人スポンサー、広告料、ユニホームの売り上げなどを単純に見積もっても、肖像権だけで数十億円は軽く稼ぐだろうと推測出来ます。
そう考えると、現在の収入から一体何倍になるのでしょうか……。カカーがこのオファーに“イエス”と答えても何ら不思議はありませんよね。
優勝による経済効果はもちろん、R・マドリーが今シーズン新たに結んだ『MEDIAPRO』社との放映権契約もカカーの移籍実現に拍車を掛けています。放映権料は1年で1億6000万ユーロ(約240億円)にも上ると伝えられており、世界一高額なのですから。
これまでは、どのような報道があっても「どうせ、ミラン残留だろう」と感じていましたが、本当にこの破格オファーが実行されれば、R・マドリー移籍の可能性も十分に考えられます。一体、どんな結末を迎えるんでしょうね。
(山本/ワールドサッカーキング編集部)