7/10(火) 08:20
ローマが獲得したガーナの新星
ローマは9日、セリエBのリミニと共同保有の形でガーナ出身のアーメド・バルッソを獲得しました。
昨シーズンの大半を故障で棒に振ったバルッソ。しかし、出場したシーズン序盤には、そのダイナミックなプレーでセリエBでも小規模なリミニに快進撃をもたらし、昨年11月の段階でインテルやミランなどの国内のビッグクラブからオファーが殺到していました。
バルッソは、ガーナサッカー史上最高のスター選手であるアベディ・ペレの設立したサッカースクール出身のエリートです。
高い身体能力を備えているのはもちろんですが、特筆すべきは凄まじいシュート力。
距離など関係なくシュートを放つ様は、同じアフリカ出身のエムボマ(カメルーン)やオリセー(ナイジェリア)をほうふつさせます。
バルッソの目標とする選手は、チェルシーに所属する同国の先輩エッシェンとインテルのヴィエラのようです。
彼らのようなワールドクラスの名手に化ける可能性を秘めているだけに、“名将”スパッレッティ監督がバルッソをいかに育て上げるか、今から期待が高まる一方です!
(野上/ワールドサッカーキング編集部)