7/25(水) 10:25
新時代に突入するアーセナル
ティエリ・アンリがバルセローナへ移籍してから1カ月後、今度はフレデリック・リュングベリがハイベリーを後にしました。
2005年にはヴィエラ、06年にはキャンベル、ベルカンプの現役引退。そして今年は前述の2選手がチームを去り、03-04シーズンに49試合無敗記録を達成したガナーズの“黄金期”はひとまず終えんを迎えました。
ただ、チームが必ずしも衰退の一途を辿るというわけではありません。20歳の若き司令塔ファブレガスを中心に、チェコの天才MFロシツキ、守備の要K・トゥレ、オランダ代表の核となりつつあるファン・ペルシーなど、若くて多種多彩の才能がチームを形成しています。
また、この夏にはクロアチアリーグ2年連続得点王に輝いたエドゥアルドも、アンリの後釜として新たにチームに加わりました。
この精鋭たちを操るのが、“知将”ヴェンゲル監督です。昨シーズンから退任説も報じられていましたが、新シーズンの続投を表明。ファンに大きな希望をもたらしました。
現在のプレミアシップは上位から下位まで強豪クラブがひしめき合う、世界最高とも言うべきリーグ。そんな過酷なリーグの中で、07-08シーズンの“新生”ガナーズがどのような戦いぶりを披露するのか、8月11日のプレミアシップ開幕戦、フルアム戦は要注目です。
(野上/ワールドサッカーキング編集部)