編集部ブログ

10/1(水) 12:55
メッシの改心がバルサ復調のカギ
開幕からの2戦で勝ち点1と、歴史的なスロースタートを切ったバルセローナ。その後はリーグ戦で3連勝し、徐々に盛り返しています。ですが、なかなか満足のいく試合が出来ていません。直近2試合では、ゲームを支配するもゴールを奪えず、終盤にようやく勝ち越すといった危なっかしい展開。

僕は、バルサの調子が上がらない要因は、リオネル・メッシの独りよがりなプレーにあると考えています。チームの中心として「自分が何とかしなければ」と、独力突破を何度も試みるメッシ。エスパニョール戦ではダニエウ・アウヴェスが絶好のタイミングでオーバーラップしても、パスを出さずに無理やり中に切り込む場面がありました。

それでもバルサ・イレブンは若きエースのキープ力を信頼し、攻勢に転じようと前掛かりになります。ただ、メッシのドリブル一辺倒の攻めでは相手からすると守備をしやすく、ボールを失うこともしばしば。揚げ句、カウンターを仕掛けられ、ピンチを招くケースもありました。

このままでは、勝ち点の取りこぼしも増えていくでしょう。手遅れにならないうちに、メッシが多少なりともプレースタイルを改めねばならないと感じています。
(勝倉/ワールドサッカーキング編集部)