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カリアリ戦インテル惨敗の責任は主将・長友に
セリエA第5節インテル対カリアリは、長友祐都にとって選手生活の中で悔やんでも悔やみきれない試合として、記憶に残るだろう。



週半ばのゲームやヨーロッパリーグの試合が立て込んでいたため、ヴァルテル・マッツァーリ監督はターンオーバーを起用した。主将でセンターバックのアンドレア・ラノッキアではなく、ネマニャ・ヴィディッチを先発させたため、キャプテンマークを長友がつけることとなった。今シーズンのカリアリはズデネク・ゼマン監督が率いているものの、下位に甘んじている。



結果的に1−4でのインテルの惨敗は、長友の前半の退場処分に行きつく。先制されたもののインテルはパブロ・オスヴァルドのゴールで追いつき、これからという時に長友がファウルを犯してしまった。カリアリの先制点はFWマルコ・サウだったが、その前に長友がカリアリFWアンドレア・コッスと競り合い、その空中戦でのボールが“アシスト”となってしまった。長友の中......



【プロフィール】
赤星敬子(あかほし・けいこ)
1969年1月14日、兵庫県明石市生まれ。神戸女子大学卒業後、91年に大阪日刊スポーツに入社。96年に退社後、サッカー好きが高じて97年1月、渡伊。99年夏からデイリースポーツ新聞社通信員として活動を始める。イタリア・サッカーやセリエAの日本人選手について、雑誌や携帯サイトなどに執筆中。イタリア・ジャーナリスト協会会員。ミラノ在住。

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